新しい事を始めず、いつも通りに暮らし続けることで、あなたの一人暮らしは効率化され、自由な時間が増えるでしょう。しかし、それは諸刃の剣の側面を持つことに、あなたは気づいているでしょうか?
私は42歳の時、1年で体重が5kg、腹囲が5cmとそれぞれ増えました。当時の私は、週末の夜にラーメンや揚げ物といった美味しい食事をご褒美としていました。そして、それらを前にして、いつもこう思っていました。
「いつも頑張ってるんだし、これくらい食べてもいいだろう」
それから私は、麹甘酒と出会い、生活と体調は一変しました。自宅で手作りをするようになり、この記事を執筆している時点で丸2年間が経過しました。これから3年目に入ろうとしているところです。継続するにはコツがあるんです。今回は、麹甘酒を自宅でサクッと作る方法について解説します。
一人暮らし男性が太りやすい理由5選
あなたは私と同じような体験をしているかもしれません。私の経験を振り返ると、一人暮らし男性は太りやすい環境で暮らしていることに気づきました。ここでは、その理由について解説します。
一人暮らしだから自分で家事をしなければならない
あなたは今日も職務を全うし、自宅に帰宅しました。疲れた体に鞭を打って、食事に風呂そして明日の準備などを全うしなければなりません。風呂や準備は自分で遂行しなければなりませんが、食事は外部調達可能です。こうして、あなたの外食生活が始まります。
一人暮らしだから好き放題食べても怒られない
社会人をしていると、嫌なことがあったり、上手くいかないことがよくあります。そんな時ほど、ガッツリ飯や甘いスイーツを食べたくなるものです。帰宅途中や自宅で何をどれだけ食べようが、怒られる心配は無いのです。
一人暮らしだから日々の変化を察知してくれる人がいない
ガッツリ飯やスイーツを楽しむ日々を過ごすうちに、あたなの体は少しずつ太り始めます。あなたの身近に誰かがいてくれたら、あなたの僅かな変化に気づいてくれるかもしれません。しかし、そんな人は自宅にいません。
一人暮らしだから教えてくれる人がいない
男性の基礎代謝量は、10代後半にピークを迎え、以降は加齢と共に下降します。もしも誰かがどこかで、そんな情報を耳にしたら、自宅であなたにこっそり教えてくれるかもしれません。しかし、そんな人は自宅に居ません。
一人暮らしだからモチベーション維持が難しい
あなたは「このままではマズイ」と認識し始め、休日に何か新しい行動を始めます。しかし、新しいことを始めても思うような結果はすぐ出ないし、それを近くで応援してくれる人もいません。少し怠けても誰かに指摘されるような心配は無いのです。
休日が終わり、あなたの今週が始まりました。非情にも、社会はあなたのことを待ってくれません。こうして、自分でも無意識のうちに「慢心」という概念が体現されていくのです。だから、「いつも通り」ではなく「今の自分に合わせて暮らしを変える」という軸が大切です。
麹甘酒を自宅でサクッと作る方法
あなたは、一人暮らし男性が太りやすい環境で暮らしている理由と新しい行動を続けられない理由について理解しました。ここでは麹甘酒をサクッと作る方法について解説します。
麹甘酒の材料
私が継続して作り続けている麹甘酒の材料は、以下のとおりです。この分量の理由については、後述します。
材料 | 分量 | 単位 |
---|---|---|
米麹 | 200 | g |
水道水 | 700 | ml |
麹甘酒を作るための道具
私が利用している道具を紹介します。
- アイリスオーヤマ|IRIS OHYAMA KYM-014 ヨーグルトメーカー
2022年1月に購入しました。当初は、ヨーグルトを自作する目的で購入しましたが、今では麹甘酒や玉ねぎ麹などの麹調理で重宝しています。
玉ねぎ麹を調理する様子を纏めた記事のURLも紹介しておきます。
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一人暮らし40代独身男性が自宅で楽しむ休日ランチ | 玉ねぎ麹でキメる時短健康パスタ
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麹甘酒の材料に水道水700(ml)と書いた理由
ヨーグルトメーカー「KYM-014」に付属する容器の容量は、900(ml)です。1(g)=1(ml)を前提とし、容器容量900(ml)から米麹200g(ml)を差し引いて、水道水700(ml)としました。
麹甘酒を作る手順
私が2年間繰り返して実践してきた手順を紹介します。一言でいうと「注いで、セットして、スタート」です。計測不要です。慣れたら1分かからずに終わります。タイマー完了後ミキサーにかけると、市販品のようなとろっとした状態に仕上げることが出来ます(好みによります)。
- 米麹を開封してヨーグルトメーカー容器に注ぐ
- 水道水をヨーグルトメーカー容器に注ぐ
- ヨーグルトメーカー容器の蓋を閉じて本体にセットする
- 温度「59 (℃)」、タイマー「15 (時間)」を設定して調理スタートする
麹甘酒を温度「59℃」で調理する理由
米麹に含まれる酵素「アミラーゼ」の失活リスクを低減するためです。温度が 60~65℃ まで達すると、アミラーゼの失活が始まります(諸説あります)。60℃未満の「59℃」で試した結果、甘かったのでこれでヨシとしました。
麹甘酒をタイマー「15時間」で調理する理由
甘みを引き出すためです。酵素「アミラーゼ」の活性により米のでんぷんがブドウ糖に「糖化」します。この糖化を8時間かけて行う説に従いましたが、殆ど甘みを感じられませんでした(これも諸説あります)。別の文献で10-15時間かけて糖化を進める手法が紹介されていました。最大の「15時間」で試した結果、甘かったのでこれでヨシとしました。
麹甘酒を自宅で継続するコツ
ここまで読んだあなたは、麹甘酒をサクッと作る方法について十分理解し、「ちょっと試してみようかな」という気持ちになっていることでしょう。ただし、続けるにはコツがあるんです。そのコツとは、常に冷蔵室の一番取り出しやすい位置に麹甘酒が保管されていることです。しかし、そのような環境は、どうしたら構築できるのでしょうか?
ここでは麹甘酒を自宅で継続するコツについて解説します。
麹甘酒をいつでも調理できるよう乾燥麹を買い溜めしておく
いつでも調理できるように乾燥麹を買い溜めしておきましょう。乾燥麹なら買い溜めして長期保存も出来るので最適です。また、ポスト投函方式なら帰宅時に回収可能です。
あなたはどこかで「生米麹」の存在について知るかもしれません。いわゆる、乾燥前の米麹です。しかし、乾燥前後で酵素活性に差異は殆どありません。乾燥麹で十分です。根拠は、以下の論文です。
- Changes in Quality of Dried Rice Koji Stored under Various Conditions Studies on the Storage of Dried Riec Koji (Partl)
麹甘酒を作る道具は即使える配置にしておく
すぐに調理を始められる場所にヨーグルトメーカーを設置しておきましょう。調理の度に取り出したりするようでは、そのうち面倒になります。大切なことは「習慣」にすることです。
スティーブン・R・コヴィー の著書「7つの習慣」では、習慣の定義に「知識」「スキル」「意欲」とあります。あなたは、この記事から「知識」と「スキル」を得ることが出来ました。しかし、「意欲(それをしたい)」は生活環境からの影響を受けます。出来るだけ「面倒」に感じない環境を構築しましょう。
麹甘酒は朝に冷蔵庫から取り出して飲む
すぐに冷蔵庫から取り出して飲めるように、冷蔵庫の最も取り出しやすい位置で保管しましょう。特に、朝の時間は貴重です。どんなに忙しくても、すぐに取り出して飲むことが出来るように備えておきましょう。
麹甘酒は冷蔵室と冷凍室で保管する
100円ショップで450mlの透明なプラスティック容器を3本購入しましょう。そして、1本を冷蔵室、もう1本を冷凍室に保管しましょう。冷蔵室の1本は5日で無くなります。無くなる前日に冷凍室の1本を冷蔵室に移動しましょう。自然解凍が進み、翌日には飲める状態になります。そして、その1本が無くなる前に麹甘酒を調理しましょう。空き容器が2本残っているはずです。調理したら冷凍庫に保管しましょう。これであなたの冷蔵室には、麹甘酒が常備されている状況です。
麹甘酒を日常に取り入れるコツ
麹甘酒について誤解があると、自分の期待と違う結果に辿り着いてしまうかもしれません。以下の記事でよくある誤解や、日常に取り入れるコツについて解説しています。
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麹甘酒について誤解していませんか? | 一人暮らしの40代独身男性にオススメする3つの理由
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麹甘酒を自宅でサクッと作る方法のまとめ
最後にまとめです。
- 一人暮らし男性は太りやすい環境で暮らしている。だから「今の自分に合わせて暮らしを変える」という軸が大切。
- 麹甘酒は、ヨーグルトメーカーでサクッと作ることができる。
- 麹甘酒を続けるコツは、すぐに調理できる環境構築すること。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。ありがとうございました!
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