1日デスクワークを続けていると、運動不足になりがちです。デスクワークを続けているあなたは、便通に悩みを抱えているかもしれません。
先日、日本発酵文化協会の定例会に初めて参加しました。八海醸造株式会社の倉橋先生からお話を聞く時間があり、そこで「麹だけでつくったあまさけ」が機能性表示食品として認められたことを知ったんです。
ところで、機能性表示食品ってどんな意味かご存知ですか?今回は、「麹だけでつくったあまさけ」の機能性や実際に飲んで気づいたことについて解説します。
解説を始めるまえにお伝えしておきます。記事中に登場する商品の写真は、私が近所のスーパーで自費購入したものです。だから案件的な要素は全くありませんし、私が好きで勝手に解説している記事ですので、そのあたりを予めご承知おきください。
目次
麹甘酒とは何なのか
そもそも麹甘酒とは何なのでしょうか?ここでは麹甘酒について解説します。
麹甘酒は米麹と水から作る飲み物
米麹とは、米に麹菌を種付して繁殖させたものです。麹菌は日本の国菌であり、私達の体に有益な作用をもたらす菌です。
つまり糀甘酒とは、米麹を水と混ぜ合わせて有益な状態にした飲み物です。
麹甘酒は私達の体に有益な飲み物
私が「有益な飲み物」と解説すると、あなたは「どのように有益なんですか?」と疑問に感じるかもしれません。
いくつかありますが、代表的な例をあげると「脳を活性化する」「腸内環境を整える」「細胞分裂を促す」などがあります。詳しくは後述します。
「麹だけでつくったあまさけ」とは何なのか
ここまで読んだあなたは、麹甘酒について理解した状態です。それでは、「麹だけでつくったあまさけ」とは何なのでしょうか?順に解説していきます。
「麹だけでつくったあまさけ」とは製品の名前
「麹だけでつくったあまさけ」とは、八海醸造株式会社から販売されている製品の名前です。
八海醸造株式会社のサイトURLを紹介しておきます。
「麹だけでつくったあまさけ」は機能性食品
「麹だけでつくったあまさけ」が機能性食品として届けられたのは、2023年6月です。消費者庁のサイトで確認しました。
ところで、機能性食品とは、どのような意味でしょうか?以下は、消費者庁のサイトからの引用です。
機能性表示食品制度とは、国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる制度です。 特定保健用食品(トクホ)と異なり、国が審査を行いませんので、事業者は自らの責任において、科学的根拠を基に適正な表示を行う必要があります。
機能性表示食品について | 消費者庁
「事業者自らの責任で科学的根拠を適正に表示する必要がある」というところがポイントです。これについては、後述します。
「麹だけでつくったあまさけ」の機能性とは何なのか
ここまで読んだあなたは、「麹だけでつくったあまさけ」が機能性食品であることを理解しました。ここで機能性とは、具体的にどのような機能を指しているのでしょうか?「麹だけでつくったあまさけ」の機能性は2つあります。順に解説していきます。
「麹だけでつくったあまさけ」の機能性1:便通改善
機能性1つめは、便通改善です。以下は、消費者庁に掲載されている「表示しようとする機能性」の一部引用です。
麹菌Aspergillus oryzae HJ1株は、腸内環境を整え、便通を改善する機能があります。
様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)
ここであなたは、「便通改善ってどれくらいの効果があるの?」と疑問に感じるかもしれません。安心してください。この根拠に関する解説も後述しています。
「麹だけでつくったあまさけ」の機能性2:肌の潤い維持
機能性2つめは、肌の潤い維持です。以下は、消費者庁に掲載されている「表示しようとする機能性」の一部引用です。
麹由来グルコシルセラミドは、肌の潤いを守るのを助ける機能があります。
様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)
この根拠についても、あとで併せて解説します。
麹だけでつくったあまさけがもつ機能の根拠
ここまで読んだあなたは、「麹だけでつくったあまさけ」には2つの機能性があることを知りました。しかし、この機能性の根拠とは、何なのでしょうか?公式サイトや学術記事の内容も踏まえて、あなたがイメージしやすいよう解説してみます。
あまさけ118gを3週間飲み続けたら排便の回数が増えた
以下の図は、学術記事「Intake of Koji Amazake Improves Defecation Frequency in Healthy Adults」に掲載されている図の引用です。
この図は、1週あたりの排便回数を示す図です。縦軸が排便回数(day/week)、横軸が経過週です。経過週のうち、1w(1週目)から3w(3週目)があまさけを飲んだ期間を、4w(4週目)から5w(5週目)があまさけを飲むのをやめた期間です。
また、●(黒丸)が麹甘酒を、◯(白丸)がプラセボ(見た目や味は糀甘酒と同じだが麹菌が入ってない偽物)をそれぞれ示しています。麹甘酒を飲んでいた期間は0wに比べて排便回数が増加し、麹甘酒を飲むのをやめた期間は飲んでいた期間よりも減少していることが見て取れます。
あまさけ118gを3週間飲み続けたら排便の量が増えた
以下の図も、学術記事「Intake of Koji Amazake Improves Defecation Frequency in Healthy Adults」に掲載されている図の引用です。
この図は、1週あたりの排便量を示す図です。縦軸が排便量(g/week)、横軸が経過週です。
ここでも麹甘酒を飲んでいた期間は0wに比べて排便量が増加し、麹甘酒を飲むのをやめた期間は飲んでいた期間よりも減少していることを見て取れます。
麹だけでつくったあまさけのレビュー
ここまで読んだあなたは、「麹だけでつくったあまさけ」の機能性について、根拠も含めて十分に理解した状態です。しかし、思慮深いあなたは、味や香りも気になることでしょう。ここでは、私が「麹だけでつくったあまさけ」を実際に体験した時の様子を含めて解説します。
あまさけの見た目
商品の外観をおさらいしておきましょう。今回は825gサイズの商品を購入しました。
白地に黒文字、そして赤と金のカラーリングが特徴です。
あまさけの香り
開封して容器に注ぎました。この容器は、私が日頃から甘酒を飲用する際に愛用している旭化成ホームプロダクツのZiplocコンテナー(130ml)です。
香りを嗅いでみましたが、私が普段飲んでいる甘酒と大きな差は感じられませんでした。
あまさけの味
口に含むと、明らかに私が普段飲んでいる甘酒と大きな差がありました。「麹だけでつくったあまさけ」のほうが甘味が引き出されていました。
原材料を確認してみましたが、米麹だけです。やはり、企業が生産する商品には、企業の皆さんのノウハウが惜しみもなく詰めこまれているようです。
麹だけでつくったあまさけを日常に取り入れるコツ
ここまで読んだあなたは、「麹だけでつくったあまさけ」の香りや味についても知ることが出来た状態です。あなたは「ちょっと試してみたいかも」と思っているかもしれませんね。
甘酒は毎日飲んでこそ、効果を得ることが出来ます。ちょっとと言わず、毎日定期的に飲めるよう、あなたの日常に取り入れてみてください。
ところで、「麹だけでつくったあまさけ」を日常に取り入れるには、どうしたらよいのでしょうか?ここでは、「麹だけでつくったあまさけ」を日常に取り入れるコツについて解説します。
あまさけはスーパーで手に入れられる
私は近所のスーパーで購入出来ました。オンラインでも購入できるようです。
あまさけは正方形130mlのコンテナーなら計測不要で飲める
「麹だけでつくったあまさけ」は、825(g)がお得です。旭化成ホームプロダクツのZiplocコンテナー(130ml)なら、並々注いですぐ飲めます。118(g)よりコスパも良いのでオススメです。
あまさけは825gボトルなら7回飲める
「麹だけでつくったあまさけ」を1回に飲む量は、118(g)です。825(g)の容器なら7回に相当します。
あまさけは825gボトルなら3本で効果を期待できる
825(g)の「麹だけでつくったあまさけ」を3本買うと、学術記事のような結果を期待できるでしょう。
麹甘酒をラクして日常に取り入れるコツのまとめ
最後にまとめです。
- 麹甘酒は米麹と水から作る飲み物でアルコールを含まない。
- 「麹だけでつくったあまさけ」の機能性は、便通改善と肌の潤い維持。
- 「麹だけでつくったあまさけ」は近所のスーパーで手に入れられ、825gボトルがお得。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。ありがとうございました!
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