梅雨の季節になりましたね。湿度があがると熱中症のリスクが高まります。しかし、あなたは熱中症対策がまだ万全ではないかもしれません。
６月といえば、全国的に梅雨入りする季節です。梅雨に入ると、湿度の高い日が続きます。汗が蒸発しにくい日が続くため、熱中症のリスクも高まるのです。
ところで、熱中症を予防するには、どんな手段が良いのでしょうか？適度に水分を接種するのは言うまでもありませんが、私はキュウリのぬか漬けをオススメします。
この記事では、キュウリのもつ栄養素と糠の効能に着目し、梅雨の時期にキュウリのぬか漬けがおススメな理由について解説します。
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キュウリの栄養素とその効果
そもそもキュウリには、どのような栄養が含まれているのでしょうか？ここでは、キュウリの栄養素について解説します。
ビタミンKの働きで骨の健康を保つ
キュウリにはビタミンKが含まれています。ビタミンKとは、上部で健康的な骨を維持するために役立つ栄養素です。骨密度を高め、骨折のリスクを減少させてくれます。
つまり、これは何を意味するのか？
骨を丈夫する有名な栄養素は、カルシウムです。ビタミンKは、カルシウムを骨にくっつけて骨の形成を促進する効能があります。だから、ビタミンKは私達の骨を丈夫にしてくれるのです。
40代に突入したあなたは、加齢と共に自分の骨が弱っていないか気になる時があるかもしれません。骨折すると、今までのように運動ができなくなります。キュウリからビタミンKを積極的に摂取し、健康的な骨を維持しましょう。
ビタミンCと抗酸化作用
キュウリにはビタミンCが含まれています。ビタミンCには、抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、活性酸素により私達の体を構成する細胞が老化する状況を抑えてくれる作用のことです。
キュウリのビタミンCは、あなたや私の体を構成する細胞が老化するのを防いでくれます。そして、免疫力を強化してくれます。キュウリのビタミンCを積極的に摂取し、体の老化を出来るだけ遅らせましょう。
カリウムで血圧を調整
キュウリにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムには、体内の浸透圧バランス調整作用があります。体内の水分と塩分のバランスを調節してくれるのです。
人の体は、塩分を摂取すると血圧があがるように出来ています。なぜなら、体内の水分を血液中に送り出すための圧が増すから。その目的は、血液中の塩分濃度を下げるためです。
キュウリのカリウムを積極的に摂取し、体の浸透圧バランスを整えて熱中症予防に備えましょう。
キュウリをぬか漬けにするメリット
ここまで読んだあなたは、キュウリの栄養素と効果について十分理解することが出来た状態です。ところで、私はこの記事の冒頭で、キュウリのぬか漬けをオススメしたことを覚えていますか？ここでは、キュウリをぬか漬けにするメリットについて解説します。
乳酸菌で腸内環境を整える
キュウリをぬか漬けにすると、発酵によって乳酸菌が増加します。乳酸菌は腸内フローラを整え、消化機能を改善します。消化機能
が改善すると、栄養の吸収効率も高めることが出来ます。だから、腸内環境って大切なんです。
ところで、どうして腸内環境って大切なのでしょうか？その答えは、あなたの爪や髪の毛を見たら理解できます。あなたが１日何もしなかった日のことを思い出してみて下さい。あなたの爪や髪の毛は、勝手に伸びてきたはずです。
それはなぜか？なぜなら、あなたの体はタンパク質を材料にして爪や髪の毛を絶えず形成し続けているからです。材料のタンパク質が欠乏したら、あなたの爪や髪の毛はどうなるでしょうか？健康的な状態を維持できるか疑問ですよね。
だから、私はキュウリをぬか漬けにすることをオススメしています。ビタミンK、ビタミンC、カリウムとあわせて乳酸菌も摂取できる。これって凄く効率的ですよね。
ビタミンB群を増加させて代謝を促進する
ぬか漬けにする理由は、まだまだあります。ぬか漬けの糠には、ビタミンB群が豊富に含まれます。特にビタミンB1は、炭水化物のエネルギー代謝を促進します。
つまり、炭水化物を運動に必要なエネルギーに変換し、燃えやすい状態に変換してくれるのです。
酵素の摂取で消化を助ける
ぬか漬けには、酵素が含まれています。酵素は、消化を助けて栄養素の吸収を促進する効能があります。消化器系の活動を支援してくれるので、消化効率が向上します。
消化効率が良くなると、体内吸収効率もあがります。食べ物の栄養素を効率よく吸収できるので、健康的な体の維持に繋がるのです。
自宅で簡単にできるキュウリのぬか漬け
ここまで読んだあなたは、キュウリをぬか漬けにするメリットについても十分理解できた状態です。スーパーで買ってきても良いし、自作しても良いでしょう。私のオススメは、自宅で始めるぬか漬け生活です。
ここでは、自宅でぬか漬け生活を始めるために必要な道具などについて解説します。
必要な材料と道具
ぬか漬けを作るには、糠・塩・水が必要です。糠は、スーパーまたは通販サイトで購入出来ます。キュウリ3本をぬか漬けにするなら、1kg程度で十分です。1kgで1000～1500円程度です。
塩は市販の塩、水は水道水で十分です。スーパーでキュウリを３本買ってきたら始められます。特別な道具も必要なく、自宅で手軽に作れる点が魅力です。
キュウリだけでなく他の野菜もぬか漬けに出来るので、食事の楽しみが増えますよ。
作り方の手順
作り方も簡単です。キュウリを水道水で洗い、水気を切ります。そして、ぬか床にキュウリを漬けて、1～2日発酵させるだけ。
発酵させたら取り出して食べる。これだけです。発酵時間は、好みに応じて調整しても良いでしょう。
保存方法と注意点
ぬか漬けは、冷蔵庫で保存することで長持ちします。私の場合、一週間くらい保存する生活を2年継続していますが、一度も腐ったりお腹を壊したことがありません。
ぬか床は定期的にかき混ぜることで発酵を促進し、カビの発生を防ぎます。冷蔵庫で保管するなら、毎日かき混ぜる必要もなくなります。手軽に始められるので、オススメです。
私が実際に使っているぬか漬けが気になる方へ
ここまで読んでくれたあなたに私からお礼があります。上の写真は、うちのぬか床で漬けたキュウリのぬか漬けです。本当にありがとうございました。この写真を見たあなたは、うちのぬか床が欲しくなっているかも知れません。そんなあなたのために、私が実際に使っている商品を紹介しておきます。
初級者向け：１回使い切りタイプのぬか漬け
粉末状のぬかをビニル袋に入れて水で戻し、野菜を90分漬けるだけで完成する商品があります。ぬか床は、漬け終わったら捨てるだけ。以下の記事で解説していますので、読んでみてください。
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中級者向け：冷蔵庫で管理するタイプのぬか漬け
熟成済のぬかを冷蔵庫で保管・運用するタイプのぬか床もあります。冷蔵庫で保管できるので、かき混ぜは週に１回で十分です。以下の記事で解説していますので、読んでみてください。
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キュウリのぬか漬けで熱中症対策と腸内環境構築方法のまとめ
最後にまとめです。
- キュウリからビタミンKを摂取し、健康的な骨を維持しよう。
- キュウリのカリウムを積極的に摂取し、熱中症予防に備えよう。
- キュウリをぬか漬けにして摂取し、健康的な腸内環境を手に入れよう。
今回は、梅雨の時期にキュウリのぬか漬けがおススメな理由について解説しました。熱中症の予防にもなるし、腸内環境の改善にも繋がるので、キュウリのぬか漬けオススメです。
「でもぬか漬けって面倒だよね」もしかしたら、あなたはそんな不安を抱えているかもしれません。そんなあなたのために、以下の記事では一人暮らしでも始められる掻き混ぜ不要なぬか漬けについて解説しています。是非、ご覧になってみてください。
ぬか漬けを食べると乳酸菌を摂取できるので、腸内環境の改善に繋がります。乳酸菌や麹菌について体系的に学んでみたいと思うなら、日本発酵文化協会が主催するベーシック講座がオススメです。以下の記事で解説しています。
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日本発酵文化協会の公式サイトには、こちら からアクセスできます。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。ありがとうございました！
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