そろそろ自炊を始めたいと思ってるあなたは、こんな悩みを抱えてるかもしれません。「ぬか漬け?あー確かに気になるけどさー、毎日かきまぜなきゃいけないんでしょ?そんなの面倒だよね」
あなたが効率を重視するタイプなら、是非この記事を読んで頂きたい。効率を重視する私が、現在進行系で実践しているぬか漬けライフ。週に1回、野菜を漬けるだけで、ぬか漬けライフを5日間堪能できます!
この記事を読んで私と同じことを実践するだけで、あなたも明日からぬか漬けライフを堪能できます。どうです?気になってくるでしょう。本当にオススメなんです!この方法。
是非、あなたにもお試し頂きたいので、私の実践方法を解説します。あなたも是非、お試しになってみてください!
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週一ぬか漬けライフとは

上の写真は、こないだの週末に漬けたセロリのぬか漬け。週に1回漬けるだけで翌週はぬか漬けライフを堪能できます。美味しいんですよねー、セロリのぬか漬け。
それでは解説を始めます。まず初めに、私が言う「週一ぬか漬けライフ」とは、どういう状態なのか?についてから解説します。
野菜をぬか床に漬けるのは週に1回だけ
ぬか床は、毎日かき混ぜません。ぬか床の容器は毎日目に入るけど、自分から意図的に触ることすらありません。週に1回、ぬか床を適当にかき混ぜて、野菜をぬか床に漬ける。本当これだけです。
ぬか漬けを1日2回堪能できる
週に1回、野菜を漬けたら、ぬか床から取り出します。漬ける量にもよるけど、その後は1日2回、ぬか漬けを食べる生活を送っています。
その後、ぬか漬けを堪能出来る日は5日間続く
ぬか漬けライフは、1日で終わりません。5日続きます。保管してるぬか漬けをさっと取り出して、皿に乗せるだけ。
ポリポリと音を立てながら、米と一緒にぬか漬けを食べるシーンを想像してみてください。思わずゴクリと唾を飲んでしまいませんでしたか?そうなんです。ぬか漬けって米と一緒に食べるとまた美味しいんですよね。
コツはぬか床を冷蔵庫で保管すること

上の写真は、私がうちの冷蔵庫で保管しているぬか床の様子。冷蔵庫最上段の左側がぬか床の定位置です。これだけは3年以上かわっていません。右手で冷蔵庫のドアを開けて、左手でさっと置ける場所。それがここでした。
解説に戻ります。ここまで読んだあなたは、私が言う「週一ぬか漬けライフ」について理解した状態です。ぬか漬けライフを送るコツ、それは冷蔵庫で保管することなんです。え?なぜかって?ここでは「どうして冷蔵庫?」という疑問について解説します。
冷蔵庫だからぬか床の野菜がゆっくり発酵する
冷蔵庫内の室温は、2~6℃です。ぬか床には、私達に有益をもたらす菌が住んでいて、それらは25℃前後で活性化します。つまり、冷蔵庫のような冷たい環境では、菌の活動も低下するので、ゆっくりじわーっと発酵が進むんです。
冷蔵庫だからぬか漬けも保管できる
ぬか床から取り出した野菜は、常温環境に放置すると1,2日程度で腐敗します。でも冷蔵庫ならそれ以上に保管できます。なぜなら、腐敗をもたらす悪い菌も冷蔵庫内の室温なら活動が低下するから。
ぬか床から取り出したぬか漬けは、必ず冷蔵庫で保管するようにしてください。
冷蔵庫だからぬか床の保管場所に困らない
あなたが賃貸物件で一人暮らしをされているなら、「物の置き場所をどう確保するか?」という悩みがあるかもしれません。でも冷蔵庫の室内なら、その心配も無さそうです。
私が実践している週一ぬか漬けライフ

上の写真は、ぬか漬けにする前に撮影したセロリ。葉っぱはぬか漬けにしづらいので、いつも味噌汁の具として食べてます。これもね、朝食にぴったりで美味いんですよ。今度ぜひ試してみてください。
それでは解説にもどります。「週一ぬか漬けライフ」のコツは、冷蔵庫で保管することでした。ここで一度、目を閉じてみてください。ダイコンやキュウリのぬか漬けを食べているシーンを想像してみてください。あなたは、自然と舌舐めずりしているかもしれませんね。
最後に、私が実践している週一ぬか漬けライフについて、より具体的に解説します。下の写真に写っている手は、私の手です。片手で漬け込み、もう片方の手でシャッター切ってます。忙しかったです!
土曜日:スーパーで買った野菜をぬか床に漬ける

私の土曜日は、翌週1週間ぶんの買い物をする日です。スーパーでぬか漬けにしたら美味しそうな野菜をみつけてください。私の場合、キュウリがお手頃価格であるときが多いです。
家に帰ったら、家事のスキマ時間にでも野菜をぬか床に漬けましょう。ぬか床をかき混ぜてから漬けることを忘れないでください。
日曜日:ぬか床を取り出して保管する

1日たったら冷蔵庫からぬか床を取り出して野菜を保管しましょう。キュウリ3本を4等分して漬けた場合、12個ぶん仕上がってるはずです。
取り出したぬか漬けを保存容器に入れて、冷蔵庫で保管しましょう。
平日朝:朝食にぬか漬けを食べる

私のお仕事は、月曜日から始まります。朝起きたらタイマー予約で炊飯した米を椀に盛り付け、冷蔵庫からぬか漬けを取り出して、米の上にポンと乗せるだけで朝飯の完成です。
ポリポリ音を立てながら味を噛みしめつつ、私はこう思います。「うん、美味しい。」
いつも通りの朝にいつも通りにぬか漬けを食べたら、いつもの調子が出てきました。よし、お仕事にいきましょう。
平日昼:お弁当でもぬか漬けを食べる
実は、朝飯ついでにお弁当も準備してました。炊飯した米を弁当容器に詰めたら、ここでもぬか漬けをポンと乗せ、上から蓋をして職場へGOしました。昼のチャイムと共に弁当の蓋をあけ、職場でもポリポリ音を立てながら味を噛みしめるんです。
そして、私はこんなことを思います。「午前中の仕事は上手くいかなったけど、ぬか漬けはいつも通りで美味しい。うん、気分を入れ替えて午後も頑張ろう。」
どうやら、ぬか漬けは私の中で大切なルーティンの一部になっていたようです。
ぬか漬けが面倒と言われる理由

ここまで読んだあなたは、私が実践している週一ぬか漬けライフについて理解することが出来ました。そろそろ、ぬか漬けを始めてみたい気持ちが湧いてきていることでしょう。
しかし、私はこれまでに「ぬか漬け美味しいけど面倒くさいんでしょう?」という声をよく耳にしました。あなたもテレビなどで聞いたことがあるかもしれません。どうしてぬか漬けが面倒と言われるのか?ここではその理由について解説しておきます。
ぬか漬けが面倒な理由1:糠床の準備
糠床を作るには、幾つかの工程を進める必要があります。以下は、そのイメージです。
- 糠の量に応じて、必要な分量の水と塩を用意する。
- 糠と塩・水を混ぜ合わせる
- 捨て野菜を漬け込んで熟成させる。
この工程を見たあなたはどう感じましたか?ほぼ間違いなく「面倒」に感じたことでしょう。これが面倒な理由の1つ目です。
ぬか漬けが面倒な理由2:掻き混ぜる
糠床を準備したら終わりではありません。糠床を定期的にかき混ぜる必要があります。なぜなら、糠床に生息する菌の集合を回避するためです。
もう少し、具体的に解説します。糠床には、乳酸菌・酵母・酪酸菌が生息します。これらの菌には、次のような性質があります。
- 乳酸菌・酪酸菌:嫌気性 ※空気を嫌う
- 酵母:好気性 ※空気を好む
糠床を放置すると、乳酸菌・酪酸菌は容器下部に、酵母は容器上部に集まりだします。糠床を放置すると、表面が白い膜で覆われることがあります。これは、酵母が糠の表面に集まっているからです。
私が実際に使っているぬか漬けが気になる方へ

ここまで読んでくれたあなたに私からお礼があります。上の写真は、うちのぬか床で漬けたキュウリのぬか漬けです。本当にありがとうございました。この写真を見たあなたは、うちのぬか床が欲しくなっているかも知れません。そんなあなたのために、私が実際に使っている商品を紹介しておきます。
初級者向け:1回使い切りタイプのぬか漬け
粉末状のぬかをビニル袋に入れて水で戻し、野菜を90分漬けるだけで完成する商品があります。ぬか床は、漬け終わったら捨てるだけ。以下の記事で解説していますので、読んでみてください。
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「腸活って何から始めたらいいのの?」私がオススメするのは“ぬか”のチカラ
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中級者向け:冷蔵庫で管理するタイプのぬか漬け
熟成済のぬかを冷蔵庫で保管・運用するタイプのぬか床もあります。冷蔵庫で保管できるので、かき混ぜは週に1回で十分です。以下の記事で解説していますので、読んでみてください。
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ぬか漬け初心者にオススメの道具はどこで買えるの? | 筆者が3年以上愛用している道具を解説
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まとめ:週1回でOK!明日からぬか漬けライフを堪能できます

最後にまとめです。
- 週一ぬか漬けライフなら週に1回ぬか床に野菜を漬けるだけでOK
- 冷蔵庫で保管するからゆっくり発酵する
- 週一ぬか漬けライフは私の中で大切なルーティン
がんばらなくていいんです。週に1回でいいんです。私の場合、週一回だけぬか漬けする生活を自分の中で発見してから、本当に生活が変わりました。
忙しい・続かない・料理が苦手。あなたがそんなことを感じているなら、是非一度でもいいので、週一ぬか漬けライフをお試しになってみてください。あなたの「始めてみました」という声をお待ちしています!
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